入門 考える技術・書く技術

「入門 考える技術・書く技術」(山崎 康司著、ダイヤモンド社 )はロジカルシンキングの実践法、とりわけロジカル・ライティングをわかりやすく解説した書籍です。

  • 何故読んでみようと思ったか?

仕事でのメールの作成や、資料を作成する際に、どうしたらわかりやすく読み手に伝えることができるのか
そのノウハウを学びたかったため。

ロジカル・シンキングの基礎を学ぼうとAmazonでのレビュー評価の高かった本書を手にしました。

  • 感想

全体的に非常に読みやすく、実践を意識した見本もあるので
スラスラと頭に入ってくるように読めます。
やはり、考える技術・書く技術を解説している本だけあって構成がわかりやすいです。

私は、まず一章の「読み手の関心・疑問に向かって書く」でハッとさせられました。
今まで自分が伝えたいことを書いていたように思います。
この章で書かれていたOPQ分析は実践的で、すぐにでも役立つ思考法だと思いました。

また、メールでの文章がわかりづらくなってしまう方には
終章の「メール劇的向上術」が参考になるかと思います。
「感謝の言葉にPDF」
これを意識することで本当に劇的にメールがわかりやすくなると思います。

  • 関連資料

読書後、以下の書籍を合わせて読みたいと思いました。
「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」(バーバラ ミント著、ダイヤモンド社 )
「論文の書き方 」(清水 幾太郎著、岩波書店 )

  • こんな人におすすめ!

上司を納得される資料を作りたい人
メールでのやりとりが多く、うまく相手に意図を伝えたい人


入門 考える技術・書く技術

入門 考える技術・書く技術


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